聖飢魔II - 悪魔 Nativity Songs Of The Sword

日本HM/HR界最高のバンドは聖飢魔IIであると断言します。

実績ではアルバムが全米チャートにランクインしたLoudnessやイギリスのミュージック・ユニオンに加入したVow Wowを上げる方もいらっしゃるでしょうが、
楽曲の完成度、幅広い音楽性、演奏技術、そしてエンターテイメント性を総合的に判断すると彼ら以外には考えられません。(X-JAPANは演奏技術が稚拙過ぎて論外。)

そんな彼らが2005年の期間限定集結以来の再活動を開始しました。
英詩でのセルフカバー・アルバム「悪魔 Nativity Songs Of The Sword」が新たな伝説の幕開けとなります(所々で日本語詩も使用)。

デーモン古暮閣下の英語の発音は日本人丸出しでメロディに対して字余りな部分が散見されるものの、
エース清水長官の不在を埋めるジェイル大橋代官×ルーク篁III世参謀の組み合わせがBURRN!的に言うとケミストリーを起こしています。

特筆すべきなのは音質が（・∀・）ｲｲ!!
艶とヘヴィーさを併せ持つ21世紀の音が、かつての名曲に新たな命を吹き込んでいます。

ただ、ジェイル大橋代官作の新曲"Pandemic Carriers"が通常版のみ収録で"EL-DORADO"のPVが収録されたDVDは初回限定盤のみ発売というのは昨今の経済状況では(信者は2枚とも買うでしょうが)厳しい・・・。